IPOハンター

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【IPO節税】IPOでの一般口座の活用

皆さんは特定口座と一般口座のどちらを使っていますか?

人それぞれかとは思いますが、私のようなサラリーマンの多くは特定口座(源泉徴収あり)で取引しているのではないでしょうか。

勝手に源泉徴収してくれ、確定申告の必要がない特定口座は魅力的ですね。

IPOで当選した場合も、ほとんどは特定口座かNISA口座で購入しています。

が、たまに一般口座を使用することがあります。

どのような場合に一般口座を使うといいのか、説明します。

サラリーマンの場合、会社で税額を計算してくれ天引きされるので、他に収入が無ければ確定申告をする必要がありません。

逆を言うと、他に収入があれば、確定申告をする必要があります。

会社以外のところでのバイト収入や家賃収入はもちろん、株やFXで利益を出した場合も同様です。

では給与以外に収入がなく、会社から源泉徴収さているサラリーマンが、一般口座での株取引で年間10万円の利益を出したら、確定申告は必要でしょうか?

答えはNOです。必要ありません。

なぜなら、給与や退職金以外の所得が年間20万円以下の場合には、確定申告の必要がないからです。

詳しくは下記の国税庁のサイトへ

タックスアンサー

つまり、給与や退職金以外の所得がない人は、一般口座で年間20万円以下の利益であれば確定申告の必要がなく、税金もかからないということです。

これをIPOに活用することで多少の節税効果が得られます。

例えば、12/3に上場予定の積水ハウス・リート投資法人ですが、私の予想では公募割れは考えにくいものの、1口10万円以上の利益もまずないと思われます。

このような銘柄に当選したら、一般口座での購入も検討してみてはどうでしょうか。

仮に5万円の利益だとすると、特定口座の場合は5万円の20.315%が源泉徴収で差し引かれます。

一方、一般口座の場合は5万円の利益をまるまる受け取れます。

約1万円の節税になるわけです。

20万円の枠をうまく使えれば、年間で数万円の節税が可能です。

わずかな額かもしれませんが、私のような弱小投資家には数万円でも貴重なんです。

注意点としては、くれぐれも年間20万円の枠を超えないことです。

20万円の枠をギリギリまで使おうとはしない方がいいかと思います。

万が一初値が跳ね上がって20万円を超える場合には、売却せずに持ち越したり、追加購入して平均取得単価を上げてから少しずつ年をまたいで売却したりする方法もあります。(だいぶ面倒臭いけど)

また、損失を出した場合、他の株式等での利益との損益通算も可能ですが、確定申告が必要になりますのでこちらも注意が必要でね。

ちなみに専業主婦の場合は20万円以下でなく、38万円以下なら確定申告不要です。

もちろん脱税は論外です。

国民の義務として、賢く税金を納めましょう。


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