IPOハンター

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東証REIT指数とケネディクス商業リート投資法人の格付け

明日からケネディクス商業リート投資法人のBBが始まります。 2015年1発目ということで積極的に参加される方も多い一方で、仮条件の超強気な設定で迷われている方もいるのではないかと思います。 以下の図は、東証REIT指数の直近1年の日足チャートです。 指数REIT.png ザ・右肩上がりのチャートですね。 2014年4月くらいまではボックス相場ですが、4月中旬から9月下旬まできれいに上がり続けています。 その後少し下げたところで、黒田バズーカ第2弾があり、すごい勢いで駆け上がったという状況です。 直近1年間で約30%上昇しています。 2015年に入っても、外部要因で売られていた日経平均を尻目に、REITは順調に買われていました。 ところで日銀が買い入れるREITは、格付けで『AA各相当』と公表されています。 以下は昨年6月の、日経新聞からの抜粋です。 *だいぶ古い記事で、現在とは異なる情報も含まれていますので注意してくださいね。
 この短期的な上昇局面で、より大きな利益を狙おうと考えるなら、格付けが「A格」銘柄の投資妙味が大きいと考えている。  日銀はREIT買い入れに2つの条件を課している。投資格付けが「AA格相当」であり、買い入れ額は「発行残高の5%以内」という条件で、10年10月の公表以来、変えていない。日銀の買い入れ枠は当初500億円でスタートしたが、14年12月末には1700億円まで膨らむ予定で、すでにこの2条件を守るのが難しくなってきている。  JQE2で買い入れ枠をさらに増やそうとしたら、どちらかの条件を緩和せざるを得ない。日銀が筆頭投資主となりかねない5%以内という条件の緩和より、格付けAA格以上をA格まで緩和する方が現実的だろう。  格付け条件の緩和ではなく、時間軸を定めないで買い入れ額を増やすという手法を取る可能性もある。しかしこの場合でもA格銘柄に恩恵は及びそうだ。AA格銘柄の価格が日銀の買い入れ枠増加に伴って上昇した場合、A格銘柄に割安感が生じるため、連れ高する可能性が高いのだ。 2014/6/29 日経新聞
JCRはケネディクス商業リート投資法人の格付けを『A』と公表しています。 日銀からの直接の買い入れはないにしても、上記の記事にあるように恩恵を受けるのでしょうか。 個人的な予想としては、初値は公開価格近辺で、しばらくして落ち着いてからじわりじわりと買われていくのではないかと思っています。
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