IPOハンター

IPO(新規公開株)の初値売却で、目指せ利益1000万。初値予想、抽選結果、実績等を公開中。

gumiで下方修正ストップ安 Aimingは大丈夫?

3/25に上場するAimingは主幹事野村證券でゲーム関連ということで、昨年12月に上場したgumiを連想する人が多いと思いますが、そのgumiがひどいことになっています。 Aimingにも少なからず影響はありそうです。 以下は日経からの引用です。
gumiの下方修正、IPO企業の信頼性に波紋広げる  6日の東京株式市場でgumi(3903)株に売り注文が集中した。前日の取引時間終了後、2015年4月期の連結営業損益が4億円の赤字になる見通しだと発表。13億円の黒字としていた従来予想から大幅な引き下げで、寄り付きから制限値幅の下限(ストップ安)水準で売り気配が続いた。投資家は足元で相次ぐ上場直後の下方修正に不信感を高めており、今後の新規株式公開(IPO)への影響を示唆する声も聞かれる。  gumiが東証1部に上場したのは昨年12月18日。それからわずか2カ月半後の下方修正を市場は意外感をもって受け止めた。  会社側は今回の下方修正について、主力のスマートフォンスマホ)向けゲーム「ブレイブ フロンティア(ブレフロ)」の海外言語版が足元で弱含んでいることや、他社のゲームを海外配信するパブリッシング事業の立ち上がりが想定よりも遅れていることを挙げる。北見光IRマネジャーは「業績に変調が見られたのは2月以降で、1月までは社内計画通り推移していた」と説明する。  市場が今回の下方修正にアレルギー反応を示した背景には、昨年3度の下方修正を発表したJディスプレ(6740)をはじめ、エナリス(6079)やみんなのW(3685)、フルッタ(2586)など、上場直後に見通しを引き下げる企業が相次いでいることがある。「取引所もこうした状況を問題視しており、(100社程度と見込まれる)今年のIPO予備軍の審査に影響を与える可能性は高い」(国内証券の公開引受部長)という。  企業が上場前に公表する業績見通しはあくまで任意開示資料で、取引所規則による裏付けもなければ、法的根拠もない。ただ、会社幹部から事前に事業内容の説明を受けられる機関投資家とは異なり、個人投資家にとって上場前の業績見通しは、目論見書と並び数少ない判断材料の一つ。その信頼性が問われるようになれば、新興市場の売買代金の7割を占めるとされる個人投資家がIPO市場から離散する結果を招きかねない。別の国内証券公開引受部長は「上場前の業績予想の開示手法に関して、すべての市場参加者が真剣に考える時期が来ているのかもしれない」と警戒感をにじませる。  gumiは「(好調を維持する)ブレフロの日本語版で奏功した施策を外国語版に導入することや、広告宣伝に力を入れることで通期の計画を達成したい」(北見氏)としているが、市場の見方は厳しい。SBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストは「ガンホー(JQ、3765)やミクシィマザーズ、2121)でも苦戦する海外市場に焦点を当てたビジネスモデル自体が難しかったのではないか」と指摘する。  gumiの国光宏尚社長は上場日に開いた記者会見で、上場初日の終値が公開価格を下回ったことに対して、「これからエンターテインメントで世界一になる長い戦いが始まる。(株を購入して)支持してくれた投資家には恩返しをしていきたい」と答えた。だが、きょうの株価の急落は、恩を返すべき投資家の失望の大きさを示している。15時半には国光社長自身が業績修正の背景や今後の見通しについて記者会見で説明する予定。揺らいだ信頼を回復できるか否かは会見の内容にかかっている。 〔日経QUICKニュース(NQN) 三島大地〕
gumi、Jディスプレイ、エナリス、みんなのウェディングと野村證券主幹事ばかりですね。 記事にある通り、こんなことが繰り返されると信頼が損なわれ、IPO離れにつながりますので業界全体での改善を求めたいところです。
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