IPOハンター

IPO(新規公開株)の初値売却で、目指せ利益1000万。初値予想、抽選結果、実績等を公開中。

郵政株、いつ売りますか?

今回の郵政上場で初めて株を買う個人投資家も多いようです。 当選した皆さんは一体いつ売るのでしょうか?
 前評判上々の日本郵政グループ新規上場。セミナーで聞く個人投資家の声はさまざまだ。高配当に魅力を感じて長期保有する姿勢のシニア層もいるが、短期勝負の「小遣い稼ぎ」をもくろむ肉食系投資家もかなり多いことが気になる。  筆者は株式投資について「Buy and forget(買ったら忘れろ)」と説いている。目先の材料に一喜一憂して余計な売買をしても、もうかるのは業者だけだ。  しかし、忘れられないのが人間のさが。株を買えば日々の株価が気になる。かくいう筆者も、いまだ「悟り」などひらけず偉そうなことを言えない。トレーダーあがりの宿命であろうか。  郵政株についても、11月4日が上場日だが、2日後の6日には米雇用統計発表の洗礼を受けるのが気になる。  9月の雇用統計は予想外の悪化で米国の利上げが先送りモードになっただけに、10月の雇用統計の重要性がいつになく増している。  悪化が続けば、利上げの2016年への先送りが決定的になり、「悪いニュースは良いニュース」として反応する現在の相場には上げ材料になりそうだ。一方、好転すれば、いよいよ12月の利上げ観測が強まり、株価の下押し要因となろう。  仮に上場後の郵政各社の株価がかなり上がっていれば、雇用統計の発表前に売却するインセンティブが働く。一方、下がっていれば、個人投資家のリスク耐性が試される展開となる。初心者投資家の参入が多いようなので、パニック的な売りも散見されるかもしれない。  米雇用統計を乗り越えた後、11月はヘッジファンドの決算期だ。今年はヘッジファンドが8~9月の世界株安連鎖のあおりをまともに受けて惨憺(さんたん)たる状況だ。決算期までの時間が残り少ない状況で、一発逆転を狙うファンドが日本人の初心者投資家に揺さぶりをかけてくるケースも絵空事とはいえない。  12月は米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ決定の有無が今年最後のビッグイベントとなる。  なかなか買って忘れられる地合いにはなりそうにない。  プロでも最も難しいのが、利益確定売りなどの出口戦略である。完全な解はないだけに、「もっと待っていればよかった」「早く売っておけばよかった」などと悔いが残るものだ。  最後は己の欲との闘いである。
アメリカがなかなか利上げをしないおかげで、郵政もだいぶその影響を受けてしまいそうです。 配当目的でNISA枠で購入した方は売らないだろうから関係ないでしょうが、IPOは初値売却で簡単に儲かると思っている人が多いと思わぬ急落なてこともあるかもしれませんね。 <郵政3社IPO関連の過去記事> 日本郵政グループの問題点 郵政3社上場時には第一生命の空売りが吉!? 郵政3社で一番期待できるのは。。。 日本郵政は資産株なんですか!? 郵政3社IPOは銀行でも申し込める! 郵政上場まで1ヶ月半!これまでに民営化した会社はどうなの? 郵政3社のPERとPBRは? 郵政3社で少しでも多くの利益を得るためにすべきこと 日本取引所の清田・新CEO、この人で大丈夫!? 日本郵政グループ 上場への体制整備 日本郵政 上場への成長戦略 今年の目玉『日本郵政IPO』は大丈夫?

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