IPOハンター

IPO(新規公開株)の初値売却で、目指せ利益1000万。初値予想、抽選結果、実績等を公開中。

日銀のマイナス金利で潰された郵政3社の株主

日銀のマイナス金利日本株の下落基調を大きく変えてくれましたが、全ての企業にプラスというわけにはいきません。 銀行株は軒並み売られています。 そして、2015年IPOの主役郵政3社も大きく売られています。
 サプライズ演出という意味では、先週末の日銀の追加緩和のタイミングは絶妙だった。追加緩和期待でいえば、昨年10月末の会合時が一番高かった。今回は事前のエコノミスト調査でも7人に1人が予想している程度。その意味で驚きだし、(量的では効かないことを悟ったのか)バズーカと呼ばれる量的な規模拡大ではなくマイナス金利導入に踏み切ったのも驚き。“3次元”という表現を使って紹介していたのも、ある意味驚きだ……。  市場へのインパクトもあった。今年に入り円買いにポジションを傾け始めていた投機筋を早々に潰す、あるいは株先物売りに傾いていた海外ヘッジファンドの動きを潰すという点でも影響はあったし実際、「リスクオン」復活ののろしが上がったのは間違いないところ。  ただ、一緒に潰してしまった投資家もいる。今回、金利低下ネガティブ業種として銀行株が連日驚くほど売られている。その中に、これまで上場していなかった日本郵政 (6178)、ゆうちょ銀行 (7182)、かんぽ生命保険 (7181)の郵政3社が含まれるからシャレにならない。1日にはそろって上場来安値を更新し、ゆうちょ銀行に至っては公開価格も下回った。  業界挙げて、郵政3社の新規株式公開(IPO)で新しい口座の開設が進み、新しいおカネが入ってくると歓迎したのはつい3カ月前のこと。「株って3カ月持ったらこんなに損するの?」「資産株って聞いたんだけど……」というのが、今の街の声ではないだろうか。  それでなくても裾野が広がらない証券業界にとって願ってもないチャンスだったIPOのはずだが、これでいいのだろうか?今年6月にはさいたまスーパーアリーナで初の株主総会を開催予定である。このままいけばアリーナはどうなるのだろうか。
四季報オンライン)
新しい投資のカタチ クラウドバンク 初値から順調に株価は推移していましたが、年末からきれいに右肩下がりでした。 そこにマイナス金利導入でさらに売られることになっています。 郵政3社で株デビューし、NISA口座で持ち続けている人も多いと思います。 ゆうちょ銀行はすでに公開価格を割りこみ、公募から保有している人は含み損となっています。 これをきっかけに、加熱しすぎているIPO人気も少しは落ち着いてくれたら、個人的には嬉しいと思っています。

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