IPOハンター

IPO(新規公開株)の初値売却で、目指せ利益1000万。初値予想、抽選結果、実績等を公開中。

IPOの初値パフォーマンスが悪いなら、こんな方法はどう!?

2016年IPOは公募割れも結構あり、パフォーマンスが低い印象です。 初値売却だけでは利益もそんなに期待できないかもしれません。 そんな中、会社四季報オンラインに次のような記事がありました。
 2016年、ここまで25社がIPOしたが、初値のパフォーマンスは、初値と公開価格を比較すると18勝6敗1分け。勝率は72%、初値騰落率は25銘柄の平均で51%となっている。  アベノミクスが始まった2013年以降と比べると、今年は勝率、初値騰落率ともに最も低い水準となっている。年初から続く株式市場の調整でIPO銘柄の初値に向かう個人投資家の資金が細くなってきているのかもしれない。   この状況は、07年に似ており、勝率こそ73%だったが、初値騰落率は49%まで低下していた。その翌年にはリーマンショックが起こり、勝率は40%、初値騰落率は18%まで落ち込んでしまった。なんとなく、その時のことを思い出させるような状況になってきている。IPO市場も転換期に差し掛かってきたのかもしれない。  さて、16年のIPO銘柄の初値は相変わらずかなり高い株価水準まで買われるが、初値を買ってホールドしていると、とっても寂しい現実を見ることになっている。それどころか、公募・売出し玉をブックビルディングに参加して、今年IPOした25銘柄を公開価格でやっとのことで手に入れたとしても、4月8日の終値で公開価格を上回っているのは12銘柄のみである。   そして、25銘柄の初値を買ったとしら、買値を保っているのは5銘柄のみとなっている。これでは、IPO銘柄は公募買いの初値売り以外は儲からないことになる。そして、運悪く、初値や公募株に投資してホールドした個人投資家は、値を戻さない銘柄を損切りして、その後、その銘柄はいまいましい思い出となるため、もう二度と買いたくないのがほとんどではないだろうか。  IPO株は上場直後にトレーディングしたらもうおしまいと考えている短期トレーディング志向の投資家が多いと思うが、少しだけ時間軸の長い中期投資を考えてみてはどうだろうか。  IPO株投資といえば、玉石混合の中から、株価が10倍になる”テンバーガー”銘柄を発掘することに醍醐味があるはいうまでもない。事業の成長性の観点から東証マザーズ市場銘柄に投資家の目は集中するかもしれないが、そうそう簡単にテンバーガー銘柄は出てこないこともご存じの通りである。また、個人投資家はテンバーガーになるまで、そんなに長い年月を待つことができないのが普通だ。  ならば、1年程度の時間で着実に結果が出るIPO銘柄への投資手法を紹介したい。  まず、考え方として、テンバーガーは狙わない。新興企業の成長性は無視して、どちらかといえば投資家に人気のない銘柄群である東証2部銘柄に注目してみてはどうだろうか。  東証2部にIPOした銘柄は、時価総額が新規上場時に250億円を超していないだけで、新規上場時にそのほかは1部基準を満たしてことが多い。   他方、機関投資家においては、東証1部銘柄でないと投資対象にならない年金基金投資信託、外国籍のファンドが多く、東証マザーズや2部銘柄が東証1部へ市場変更になると一気に投資してくることは前回の連載でも紹介した通りである。  では、東証2部銘柄は、どのタイミングで1部へ市場変更になるのか。まず、東証の規則で、新規上場して最低1年間は市場を変えることはできないことになっている。 裏を返せば、IPOして1年後には2部から1部への市場変更が可能となる。  過去1年間に東証2部に新規上場後、1年間程度で1部に市場変更した銘柄をピックアップしてみた。  初値はどの銘柄も公開価格近辺でついており、正直、初値パフォーマンスは期待できない。その上、上場後は必ず調整するので人気は低い。だが、上場後に安値をつけたあとにモミ合いが続いた後に1部指定が見えてくると、株価は買われ始める動きがどの銘柄にも同じように見て取れる。  東証1部と2部は形式基準で何が違うかといえば、時価総額と株主数くらいである。2部上場企業が1部に市場変更する場合によく目にするのは、株主数を充足するために、立会外分売、または、売出しを1部承認される数カ月前に実施することがある。もう十分流通株があるはずなのに株主数が増えない場合は、株式分割に加えて株主優待でクオカードを配布するなど、ところ構わぬ株主増加策を取ってくるとますます市場変更に向けた動きだと確信が得られる。  このように丁寧に東証2部銘柄の開示情報を調べてみると、おのずとこの銘柄は1年程度で1部に市場変更なりそうだな、ということが理解できるはずだ。  そして、その結果、もともと、バリュエーションが低い東証2部銘柄は、1部への昇格と共にバリュエーションの見直しも入り、めでたく株価も東証1部の水準まで買われることになるのである。  ボラティリティの高い東証マザーズ銘柄では、東証1部に指定変えになる日を待ち続けている間に株価は大きくぶれて下げることが多い。その点、株価が低位で安定している東証2部銘柄は、配当や優待があったり、株価も大きくは動かないことから、臆病な投資家にはとっておきの投資手法かもしれない。  では、昨年東証2部にIPOした銘柄から1部昇格の可能性が高い銘柄はどこになるのだろうか。ここでは、15年4月21日に新規上場したシーアールイーを挙げておきたい。  シーアールイーは昨年10月末に立会外分売を実施しているが、その時のリリースに、東証1部への市場変更を目指している、と書かれている。もちろん、業績予想は前期対比で増収増益。1部上場の形式要件は満たしている。  通常、市場変更の発表は、1部指定日の1週間前に東証から行われることになっている。もし、シーアールイーがIPOした昨年4月21日の応答日に指定替えになるとしたら、近日中にも東証のHPで発表されるかもしれない。
会社四季報オンライン)
東証一部への鞍替え狙いですね。 すでに行っている方も多いかと思いますが、最近では鞍替え発表後もそんなに上がらず、逆にしばらくして大きく売られる銘柄もあったかと思います。 個人的には鞍替え狙いよりも、東証二部上場で低評価の銘柄を狙っていく方がいいと思っています。 業績が安定していて高配当の企業であれば、いずれ買われていく印象があります。 昨年末に上場したケイアイスター不動産なんかがいい例です。 ↓↓↓ あのブロガーの抽選結果は? ↓↓↓

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