IPOハンター

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今後のREITは黄信号!?

大江戸温泉リート投資法人とさくら総合リート投資法人が近々上場するので、REIT市場が気になっている方も多いかもしれません。 そんな方にとっては気になる記事が日本経済新聞にありました。
不動産投資信託(REIT)市場の売買が細ってきた。10日の東証REITの売買代金は311億円と前日に比べ約7億円減り、7月の1日平均(392億円)と比べ2割少ない水準になった。日銀によるマイナス金利政策導入後、相対的に利回りを確保できる金融商品として人気化していたが、足元の金利上昇で資金流入が一服した。  きっかけは7月29日の日銀金融政策決定会合。上場投資信託ETF)の買い入れペースを年6兆円に増やすことを決めた一方、REITの買い増しは見送られた。買い増しを期待してREITを買っていた投資家は当てが外れた。  しかも、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時マイナス0.025%まで上昇するなど、金利上昇懸念が高まった。ドイツ証券の大谷洋司シニアアナリストは「金利上昇でREITへの行き過ぎた期待感が剥落した」という。  価格上昇も一服している。10日の東証REIT指数は3日続伸したが、金融政策決定会合の前日(7月28日)比では2%安い水準にとどまる。日経平均株価が2%高となっているのとは対照的だ。みずほ証券の大畠陽介シニアアナリストは「機関投資家が持ち高を落としている」と話す。  東京証券取引所が10日発表したREITの投資主体別売買動向によると、外国人投資家は7月に3カ月連続で売り越した。金融政策をにらんだ動きが続いていただけに、日銀が9月の金融政策決定会合で予定する「総括的な検証」が次の焦点になりそうだ。 (日本経済新聞
今後の長期金利の動き次第でしょうが、機関投資家が持ち高を減らしているようだと厳しそうです。 日銀が追加緩和でREITの買い入れ増額やマイナス金利の深堀りでもしないと、さらなる上昇は期待しにくいのかもしれません。 こういう状況ですので大江戸温泉リート投資法人やさくら総合リート投資法人も厳しいかもしれません。 特にさくら総合リート投資法人は元々の評判も低いので、パスが賢明な気がします。

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