IPOハンター

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JR九州とJR各社を配当利回りで比較!実はかなりの高配当!?

10月のIPOは全部で6社あるのですが、話題はJR九州の一人勝ち状態です。昨年の郵政3社、今年のLINEに続いての大型案件で、これを機会に株を始める方も多いかと思います。IPOとはいえ私のような初値売却ではなく、NISA口座等で長期保有するスタンスの方が多くなりそうです。実際これまでに上場したJR3社は、長期保有で大きく株価は上昇しています。 <過去記事>これまでに上場したJR3社の初値とその後の値動きから、JR九州IPOを考えてみよう! 長期で保有するとなると、キャピタルゲイン(株価上昇による利益)だけでなくインカムゲイン(配当での利益)も気になるところ。ですので、JR九州配当利回りとJR3社の配当利回りを比較してみました。 今回のJR九州は、平成29年3月期の期末配当が37.5円となっています。想定価格2450円で計算すると、配当利回りは1.53%となります。仮条件は2400円~2600円と上振れしており、配当利回りは2400円だと1.56%、2600円だと1.44%になります。 ただし、この利回りは平成29年3月期の期末配当37.5円のみで計算していますが、株式上場後は中間配当及び期末配当があることが発表されています。また、平成31年3月期までは連結配当性向30%程度を目安にすること、平成29年3月期の期末配当37.5円は期間が6ヶ月未満であることから連結配当性向15%程度を目安にしていることも発表されています。ということで、年間で見ると配当が2倍となり、もちろん配当利回りも2倍になります。つまり先ほどの配当利回り1.44%から1.56%は半年間での利回りで、年間で見た配当利回りは2.88%から3.13%ということになります。 ちなみに上場しているJR各社の10/7終値での配当利回りは以下のようになっています。 JR東日本・・・1.43% JR東海・・・・0.75% JR西日本・・・2.23% 比較してみるとJR東日本の約2倍、JR東海の約4倍とJR九州配当利回りが高いことが分かりますね。 これならNISAで長期保有でもよさそうです。IPOで公募取得できなくても、初値はそこまで高騰しないでしょうからセカンダリーで入ったり、年末に残ったNISA枠で購入するのもありかもしれませんね。

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