IPOハンター

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街コンジャパンのリンクバルIPOが心配に

4/28に街コンジャパンのリンクバルが上場予定ですが、街コンについての記事があったので引用します。
なぜ街コンは「死んだ」のか?無茶苦茶な参加男女比、しょぼすぎる食事でボッタクリ感…  数十人から数百人規模の男女を集め、新たな恋の出会いの場として機能している街コン。2004年に栃木県宇都宮市で開催された「宮コン」が発祥とされており、その後、宮コンのシステムを踏襲するかたちで全国の都市でも開催されるようになっていき、11~13年頃までは街コンブームといえるほど数多く開催されていた。  だが、そんな街コンを「今はもう死んでいます」と語るのは、ナンパ関連の電子書籍を数多く執筆しているナンパ師作家・堺屋大地氏だ。 「今でもインターネットで『街コン』と検索をかければ、街コンのポータルサイトがヒットしますし、そのサイトを見れば東京都内を中心に、いまだに全国の都市で街コンは開催されていることがわかります。都内ならば、わずか1カ月間で数十件以上の街コンが開催されていることになっていますからね。ただ、その開催のほとんどは、一般的に多くの人が想像する『その街の複数の飲食店を自由に移動して飲み食いする』形態ではなくなっています。最近多いのが、会場は1店舗のみという立食形式の街コン。例えば、その飲食店の通常営業時に配置されているテーブルやイスは片付けられ、ビュッフェスタイルで食べ物を自由に取れるコーナーを設け、参加者の男性と女性それぞれ100人ずつが自由に交流できるというようなかたちになっています。要するにカジュアルな立食パーティーですが、こうしたただの婚活パーティーのようなものを街コンと呼んでしまうケースが多いのです」(堺屋氏)  確かに1店舗だけで開催されるイベントは、街コンとは言い難い。 「運営サイドは『街コン』とうたっていないケースもありますが、街コンポータルサイトに堂々と情報が掲載されているのは事実。一般のユーザーが本来の街コンを探そうとポータルサイトを利用したものの、見つかるのは1店舗開催のエセ街コンという可能性が非常に高いです。記載されているイベント情報をきちんと読めば1店舗開催であることは書いてありますが、街コンに初めて参加しようと思った人や、最近の街コン事情に詳しくない人が勘違いして参加してしまうというパターンも少なくありません」(同)  現在でも複数店舗を行き来できる定義通りの街コンが開催されることもあるが、その開催数はかなり減少している。また、複数店舗といっても実質2~3店舗のみというケースも多く、10軒以上の協賛店を自由に移動できた往時の街コンは今やほぼ皆無だという。 ●有象無象の悪質業者が参入  2~3年前には至る街で催されるほど盛況だったにもかかわらず、なぜ「街コンの形骸化」が進んでいるのだろうか。 「おそらく街コンの絶頂期は12年。当時、東京・下高井戸で協賛店20軒以上、男女それぞれ300人という大規模な街コンが開催されたのを見て、これは街コンバブルがはじけるのも時間の問題かもしれないと感じました。下高井戸に限らず、12年頃は地元民やその沿線ユーザーぐらいしか聞きなじみのないような中規模な街でも、数多くの街コンが開催されていました。これほどまでに盛り上がってしまったために、ビジネスとしての旨味を嗅ぎ付けた有象無象の業者が街コンプロデュースに参入してきてしまった。街コンに何度か参加したことがある人なら、一度は悪質な運営会社、ノウハウ不足の運営会社のイベントに当たってしまったことがあると思います。圧倒的に男性参加者のほうが多くなっていたり、食べ放題のメニューが唐揚げとポテトだけだったり、飲み放題ではピッチャーにつがれたぬるいビールが出てきたり。こういった粗悪な運営の街コンに参加した人は、プチボッタクリに遭ったような感覚に陥りますし、もう二度と街コンには参加しないと思っても不思議ではありません」(同) こうした街コンが増えれば、ブームが短命に終わってしまうのもうなずける。 ●協賛する飲食店に旨味なし?  だが、堺屋氏は、ほかにも要因はあると指摘する。 「協賛店10軒以上の街コンが壊滅状態になった理由は、街コンに参加しても旨味が少ないことに、飲食店のオーナーたちが気付いてしまったからです。土日に行われる街コンは14時スタートなどが多かったのですが、これは昼間からオープンしているレストランなどであればアイドルタイムであり、夕方から営業する居酒屋などであれば開店前の時間帯。その集客が見込めない時間帯を使うということを条件に、街コン運営側は格安の金額で店舗を貸し切る約束を取り付けていました。その際、運営側は『新規顧客が獲得できますよ』『参加者が貴店のリピーターになることも期待できます』などという甘言を使い、協賛店を募っていました。もちろんその言葉は100%嘘というわけではありませんが、街コンの参加者は、その街近辺の住人というのは実は少数で、多くは遠方から来ている、普段はその街にゆかりのない人々。新宿、渋谷、池袋といった大きな街ならば住人以外もリピーターになることもあるでしょうが、知名度の低い街のお店には、よっぽど気に入らない限り二度と足を運びません。つまり、店舗の宣伝になればと格安の金額でお店を貸し出したのに、新規顧客がつかめるなどの反響がほぼないことが、徐々にバレてしまったのです」(同)  こうして街コンの形骸化が進んでいったのだという。 ●男性7:女性3でも強行開催  ちなみに前述した1店舗・立食パーティー形式の街コンは現在でも多く開催されているが、堺屋氏は「今の街コンは粗悪」と断ずる。 「だいたいどこの街コンも、女性の人数に対して男性が多すぎます。開催の告知情報では男女同数をうたっていますが、男性7:女性3ぐらいでも強行開催するパターンが結構あります。これでは男性参加者は間違いなく『だまされた』と思うでしょう。ひどい場合は『男100人:女100人』とうたっておきながら、女性が50人程度しかおらず、男性は150人ほど参加しているというケースもありました。街コン文化が衰退化してきたということは、それだけビジネスとしての旨味が減少している証でもあり、運営会社は顧客満足よりも利益の確保に走ってしまっている場合が多いのです」(同)  いずれ本来の「街コン」が消えうせる日も、そう遠くはないのかもしれない。
(ビジネスジャーナル)
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