IPOハンター

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アメリカのベンチャー投資は減速!?

IPO投資をしている方には気になるベンチャーキャピタルの動向ですが、アメリカでは減速してしまっているようです。
 米国でベンチャーキャピタル(VC)が投資先の選別を厳しくしている。2016年4~6月期のVCによる新興企業への投資額は153億ドル(約1兆5500億円)と前年同期比で12%減。3四半期連続で前年実績を下回った。投資件数、1回あたりの投資額ともに減った。十分なリターンが得られなくなり、リスクの高い投資に慎重になっている。  全米ベンチャーキャピタル協会(NVCA)とプライスウォーターハウスクーパース(PwC)などが四半期ごとに実施している調査によると、4~6月期の投資件数は961件と1~3月期と比べても5%減った。投資件数は15年4~6月期を直近のピークに4四半期連続で減少している。  NVCAのボビー・フランクリン社長兼最高経営責任者(CEO)は「投資家は積極的な投資姿勢を崩していないが、投資先の選別を一段と強めている」と分析する。  「シード」や「アーリー」と呼ばれる起業から間もない会社への投資でみると、4~6月期には件数が前年同期比27%減、額は25%減だった。こうした企業への投資件数の割合は全体の51%と前年同期から3ポイント低下した。  16年4~6月期には配車サービスのウーバーテクノロジーズがサウジアラビア政府系ファンドから35億ドルを調達。写真投稿交流サイト(SNS)のスナップチャットも約13億ドルを集めるなど、一部企業の大型資金調達が注目された。この2社への投資額は全体の約3割を占めた。  成長拡大が確実に期待できそうな企業への大型案件を除けば1回あたりの調達額は減っている。調査会社CBインサイツによると、1回の調達額が1億ドルを超える「メガラウンド」は4~6月期に14件と、前年同期の29件から半減した。資金回収も視野に入った「レーターステージ」企業への1回の投資規模(中間値)も減少傾向にある。  スマートフォンスマホ)決済サービス大手のスクエアなど、注目を浴びていたIT(情報技術)企業の新規株式公開(IPO)が低調な結果に終わる事例が多く、投資家心理を冷やした。
IPOが発表された企業にベンチャーキャピタルが多いと売り圧力になるのでイヤですが、ベンチャーキャピタルからの投資がなければ会社を大きくできず上場までこぎつけられない企業も多数あったはずです。 ですので、ベンチャーキャピタルにはこれからも多くの企業に投資をしてほしいところです。 ベンチャー投資の加速がIPOの増加にもつながりますので。

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