これまでに上場したJR3社の初値とその後の値動きから、JR九州IPOを考えてみよう!
今秋最大のIPOであるJR九州の上場が約1ヶ月後に迫ってきました。
どのようなスタンスで臨むか、まだ迷っている方も多いかと思います。
今回はこれまでに上場したJR3社を調べてみました。
JR東日本(9020)
上場日:1993年10月26日
公開価格:38万円
初値:60万円(1993年12月末には42万円)
現在の株価:9,223円(上場時の単元数で計算すると92.23万円)
JR西日本(9021)
上場日:1996年10月8日
公開価格:35.7万円
初値:36万円
現在の株価:6,417円(上場時の単元数で計算すると64.17万円)
JR東海(9022)
上場日:1997年10月8日
公開価格:35.9万円
初値:38.3万円
現在の株価:17,725円(上場時の単元数で計算すると177.25万円)
↑JR九州主幹事からの委託あり、当選確率はかなり高め!?
NTTとJR東日本は初値で大きく利益を出せていますが、JR西日本とJR東海は微益でした。
ただ、公募で当選した株をずっと現在まで保有していた場合だと、どれも公開価格も初値も大きく上回っています。
特にJR東海の伸びは大きく、公開価格の5倍近くなっています。
あと、あまり関係はないかもしれませんが、今回のJR九州を含め4社とも10月の上場となっています。
どれも20世紀のIPOで時代が違うと言えばそれまででしょうが、少しは参考になるでしょうか。
個人的にはJR九州も無難な初値を付けてくれる気がしています。
また、これまでのJR3社を見ていると、初値売却よりもNISA口座等での長期保有が向いているのかもしれませんね。
にほんブログ村 | IPO・新規公開株 ブログランキングへ |