やっぱりオンリーワン企業はセカンダリーでも強いのか
過去に話題となったIPOが現在どうなっているのかを見ていきたいと思います。
今回は2012年末に上場したユーグレナです。
東大発ベンチャーで、ミドリムシというのが話題となりました。
最近ではユーグレナの商品もスーパー等でよく見かけるようになり、だいぶ世間でも名前が浸透してきた感があります。
私も昨年末に、ミドリムシではなかったのですが、フルッタフルッタと共同開発の赤汁というものを買って飲んでみました。
ネーミング的にはそんなにおいしくなさそうでしたが、普通においしいジュースで子供もよく飲んでいました。
これで健康にもいいなんて、ありがたい商品だと思いました。
そのユーグレナの上場日からのチャートが以下です。
上場日:2012/12/20
公開価格:1700円
初値:3900円(2012/12/21)
初値売却での利益:22万円
上場来高値:16510円(分割していなければ82550円)(2013/05/01)
上場来安値:3690円(2012/12/21)
上場後半年も経たず、株価は初値の20倍超、公開価格の50倍近くにもなりました。
初値で100株購入し翌年5/1に売却していれば、40万円弱が800万円超になっていたことになります。
現在の株価は上場来高値からは半値以下ですが、それでも初値の10倍ほどの水準です。
これぞIPOの醍醐味というのを表すような素晴らしいIPOですね。
ミドリムシという今まで他が目を付けなかったものを商品にしたオンリーワン企業というのが、人気化した大きな要因かと思われます。
ユーグレナは初値で売らず、しばらく保有した方が儲けが大きいIPOだったようです。
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