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日本郵政ライバルのヤマトは苦戦中!

日本郵政の競合相手ヤマトホールディングスの中間決算が10/29に発表されました。 苦戦を強いられているようです。
来月4日の日本郵政グループの上場前に、競合するヤマトホールディングスの苦戦が鮮明になった。ヤマトは29日、2016年3月期の連結営業利益を従来見通し(前期比4%増の720億円)から30億円引き下げ、前期並みの690億円にとどまると発表した。3月末で廃止したメール便の穴を新サービスで補えなかった。上場を機に攻勢を強める日本郵便の前に守勢に立たされている。  4月にメール便の代わりに始めた新サービス、クロネコDM便の4~9月の取扱数量は7億5705万個と前年同期のメール便に比べ2割減った。「1割減の想定だったが、顧客離れは予想以上だった」(芝崎健一常務執行役員)という。  メール便を廃止したのは、手紙などの「信書」と混じると顧客が刑事罰を受ける恐れもあったため。このためDM便は法人や個人事業主に絞り、一般利用を取りやめた。需要を取り込んだのが、独占的に信書を扱う日本郵便だ。4~8月のゆうメールの取扱数量は13億9132万個と前年同期比5%増えた。  宅配便でも日本郵便は攻勢を強める。ゆうパックの取扱数量は8%増と、ヤマトの宅急便の伸び率(4~9月で4%)を上回った。ヤマトは従来より小型の荷物を運ぶ新サービスの出遅れも響いた。普及のカギになるコンビニエンスストアでの取り扱い開始は6月下旬にずれ込んだ。  ヤマトが29日に発表した2015年4~9月期の連結純利益は97億円と増益予想から一転、前年同期比2割減った。特に宅急便などデリバリー事業の部門営業利益が41億円と半減したのが響いた。  ヤマトは宅急便の取扱数量の通期目標を17億3500万個と1500万個引き下げた。ドライバー不足によるコスト上昇を受け、昨春から値上げ交渉を進めたヤマトに対し、日本郵便ゆうパックの基本運賃を8月まで引き上げなかった。日本郵便の4~6月期の郵便・物流事業は77億円の営業赤字だ。赤字体質ながらグループの信用力を支えに攻勢をしかける日本郵便に、ヤマトの不満は募る。  回復の兆しはある。10月の宅急便の取扱数量は2ケタ台の伸びといい、ネット通販の拡大を追い風に勢いを取り戻しつつある。今後は採算を確保しつつ、いかに浸食されたシェアを回復するかが業績回復のカギを握る。
メール便の廃止が大きいみたいですね。 確かに80円からのメール便は魅力的でした。 仕事でよく使っていたので、廃止はコスト増となってしまいました。 ところで、この信書の日本郵便の独占は民営化されても続くのでしょうか。 かなりアンフェアですよね。 もしかして、ヤマトのメール便廃止も郵政上場成功のために圧力がかかっていたとか!? <郵政3社IPO関連の過去記事> 日本郵政グループの問題点 郵政3社上場時には第一生命の空売りが吉!? 郵政3社で一番期待できるのは。。。 日本郵政は資産株なんですか!? 郵政3社IPOは銀行でも申し込める! 郵政上場まで1ヶ月半!これまでに民営化した会社はどうなの? 郵政3社のPERとPBRは? 郵政3社で少しでも多くの利益を得るためにすべきこと 日本取引所の清田・新CEO、この人で大丈夫!? 日本郵政グループ 上場への体制整備 日本郵政 上場への成長戦略 今年の目玉『日本郵政IPO』は大丈夫?

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